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FAST望遠鏡の設置開始
テレスコープアレイ観測サイトであるアメリカユタ州にてFAST望遠鏡の設置が始まりました。テレスコープアレイ実験で使用されている大気蛍光望遠鏡の横に我々のFAST望遠鏡を設置します。
設置が完了したのち、レーザーによる鏡の調整、星を使った方向の微調整および確認後、いよいよFAST望遠鏡による観測を開始します。
左側の小さい建屋にFAST望遠鏡が設置され、真ん中の大きな建物にはテレスコープアレイ実験大気蛍光望遠鏡が12台設置されています。右側の建屋では、宇宙空間から極高エネルギー宇宙線の観測を目指すJEM-EUSO実験の開発研究が進められています。数多くの専門家がユタ州の砂漠に集結し、宇宙線の観測研究を進めています。